ISO取得企業と不正

ISO9001やISO27001を取得している企業にも関わらず、不正を行う企業もあります。
近年、消費機嫌切れの原材料を利用していた不二家や耐震強度偽装の姉歯事件等ISO取得企業による不正も行われています。

そう考えるとISOを取得しても企業としての価値は上がらないのでは無いかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが一概にそうとは言えません

法治国家である日本で犯罪が起こるので、日本の法律は意味が無いと思うでしょうか?確かに犯罪に対する防御策はみなさんで行うでしょうが、よりどころとなるのは法律です。
同じようにISO取得企業に不正を行う企業があったとしても、安心の判断基準としてISOは有効な手段です。

実際審査認定期間では定期的なチェックも行われますので一般的な企業で不正をし続ける事は難しいことであると言えます。

現在、不二家では再度ISO9001を取得し顧客満足度の向上に努めているようです
http://www.fujiya-peko.co.jp/company/csr/quality/iso.html

品質方針・品質目標

ISO9001:2008より


a)組織の目的に適切であること。
b)要求事項への適合、並びに品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善することへのコミットメントを含めること。
c)品質目標を確立し、見直しをする枠組みを準備すること。
d)組織全体に伝達され理解されていること。そして、
e)引き続き適切であるかが見直されること。


企業が目指すべき方向性・理念等にマッチする必要があります。

品質目標に関しては
・クレームを?%減らす
・事故を?件以下にする
・製品の誤差を?mm以下にする

上記のように数値化するのが一般的のようです。

ISO取得や維持にかかる費用?

ISO取得、維持のためにかかる費用ですが
大きく分けて
1.審査費用
2.コンサルタント費用
3.教育費用

が掛かります

数十名-百名程度の場合
概ね
1.初回審査時、100万円程度、更新の再審査時に30-40万円
2.コンサルタントや発注内容により大きく変わりますが、数十万~5百万を超えるものまであります。コンサルタントをサポートに留めれば費用は安く済みますが、その分社内のリソースを活用しなければなりません。
3.内部監査員のための研修が必要な場合一人当たり10万円程度かかります。

一般的には300万円~400万円程度になることが多いようですが
会社規模や業務内容、規定の有無、コンサルティングの内容、スケジュール、その他……
様々な状況により価格に違いが出来ますので
複数の機関、コンサルタントに見積もりを取ることが必要です。